【奈良競輪FⅠナイター】初日は初めて他地区の選手に付いたが　吉田篤史

奈良Ｆ１ナイター開催で見事、地元で決勝にコマを進めてきた吉田篤史に話を聞いた

予選では４レース、中部単騎の尾方祐仁マーク策を選択した吉田篤史、心に若干、葛藤があったよう。

「今まで、他地区の選手には付いた事がなかったんですよ。けど、尾方君のレースを見ていると、魅力的な選手である事は間違いないし、付けるなら、付けてみたいと。けど、レースでは彼が鐘前で落車してしまったので、最後まで連係は出来なかったですね。準決では自分でやるつもりだったけど、石口君が前でと言って来たし、任せました。結果的に自分だけが決勝に乗ってしまって、もやもやは残っています。もっと、巧くやれたんじゃないかと。決勝では熊本の泰粋君が一人みたいなんですが、さすがに九州地区の選手だし、自分も自力型と思っているので、ここはしっかりと自力を出して戦います」。