-星野「G1初出場となるパールカップが始まります。出場が決まった時の気持ちはいかがでしたか?」
-仲澤「パールカップの選考基準は「競走得点上位の選手」ということで、G1に出場できるならここがチャンスだと思っていました。そのため、早めからここに照準を絞って準備を進めていました。決まった後は「頑張らないと!」という気持ちで心の準備もしてきました」
-星野「デビューから1年と少しでの出場ということについては、どう感じていますか?
-仲澤「振り返ってみると、あっという間の短い期間だったなという印象です。でも、とても充実した1年でした」
-星野「その中で、一番印象に残っていることは何ですか?」
-仲澤「いろいろとありますが、やはり競輪選手になれたことが一番大きいですね。今は多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」
-星野「ナショナルチームとの両立はいかがですか?」
-仲澤「両立は大変ですが、練習環境が良いので、そんなことを言っていられませんね!その分、頑張らないとという気持ちが強いです」
-星野「デビューから破竹の勢いで連勝されていますが、フレッシュクイーンでは2着でした。あのレースを振り返っていかがですか?」
-仲澤「全然ダメなレースでした。ペースに入れたのが良くなかったですね。負けて悔しく、気持ち的にも沈んでいましたが、このままではいけないと4月から6月にかけて意識を変えて練習しました。それが今の自分に繋がり、足もついてきたと思います。今となっては負けたこともプラスになっています。あの日をきっかけに、気持ちだけでなく生活面や練習に対する意識も変わりました」
-星野「今はどんなスケジュールで生活されていますか?」
-仲澤「朝6時半に起きて、ご飯を食べてストレッチをし、午前の練習をした後、休憩を挟んで17時まで練習しています。時間的には長くないですが、充実した内容で集中して練習ができています。今までは午前と午後の間にお昼寝できないタイプだったんですが、休憩と言ってもただ休むだけでなく、午後からのパフォーマンスを上げるために意識して休むようにしたら、今は30分くらいお昼寝できるようになりました」
-星野「休憩も大切な練習の一つですね!これから、どんな選手になりたいですか?」
-仲澤「どんな展開でも対応できる選手になりたいです。そして、たくさんの方に愛してもらえるような選手になりたいですね。競輪だけでなく、他の競技でも応援してもらえるように心掛けています。そのためにも立ち振る舞いが大切だと思い、ここも気をつけています」
-星野「近いところの目標は何ですか?」
-仲澤「まずはG1を獲りたいですね」
-星野「そのためにも、このパールカップを頑張らないとですね」
-仲澤「はい!開会式では選手宣誓もお願いされたので、始まる前から緊張していますが、自分の力を出せるように、この3日間頑張ります!」
-星野「では、応援してくださる皆さんにメッセージをお願いします」
-仲澤「プロスポーツ選手として生きられること、そしてお客様に応援してもらえることに幸せを感じています。頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」