【岸和田競輪 第76回高松宮記念杯競輪GⅠ】脇本雄太が10度目のGⅠ戴冠

高松宮記念杯競輪決勝戦　寺崎浩平の鐘カマシに乗った脇本雄太が１０度目のGⅠ奪取

寺崎君が中団からの組み立てを希望したし、古性君にお願いして位置を取ってもらった。鐘では末木君の動きが気になったが、油断せずに追走しようと。出切った後は太田君が４番手に入ったのは確認できた。本来ならライン三人でのゴール勝負が理想だが、寺崎君の、鐘での仕掛けで気持ちが伝わって来たし、バックから出させてもらった。それに後ろの古性君の気持ちも背負っていたんで。４角で古性さんが外を持ち出しているのが見えたし、最高の形になったと思った。今回、決勝は本当に寺崎君のお陰だが、自分でも変わろうと思っていたので。位置取りの甘さとかですが。この優勝で弾みがついたと思うし、この先も変化を進めつつ、手探りの中でも一歩、一歩進めたい。その変化を進めて行けば、自ずと結果に繋がるんじゃないかと思っています。